2013年01月30日

頸椎 腰椎 椎間板ヘルニア 治療


今日は、当院で比較的多く見受けられる椎間板ヘルニア

病態と治療を説明します。


椎間板ヘルニアとは??


背骨とは椎骨という骨が第一頸椎から始まり、第五腰椎まで繋がって

出来ています。

それぞれの骨と骨の間には、椎間板というクッションのような

役割をするものがあり、合わせて一般的に背骨と呼ばれています。

このクッション役割をする椎間板の中には、

髄核というやわらかいジェル状の物が入っていますが、

加齢や過度な運動、お仕事などによって椎間板に亀裂が入り、

中に入っている髄核が、ぶにゅっと、飛び出て神経や脊髄を圧迫したものを

椎間板ヘルニアと言います。


首なら頸椎椎間板ヘルニア、腰なら腰椎椎間板ヘルニア

このヘルニアの中で最も多い腰椎のヘルニアについて説明します。


【疫学】・・・・・20代〜40代の男性に多い。


【症状】・・・・・腰痛と足の痛み、しびれ、足の筋力低下。

まれに巨大ヘルニアにより、両足の筋力低下、感覚障害、

膀胱直腸障害 (排尿、排便の停止や失禁)が出現し、

この場合は緊急手術となる。


【診断】・・・・・徒手検査 (SLR、腱反射テスト、筋力テスト、知覚検査)

画像診断では、X線検査は不可欠ではあるが、X線ではヘルニアは映らないので

MRI検査が有効な診断法である。


【治療】・・・・・@保存療法 A外科的手術

急速な足の麻痺や膀胱直腸障害 (排尿、排便の停止や失禁)などが

起こるようなケースを除き、保存療法を優先する。


@保存療法・・・・安静、コルセット、薬物療法、温熱療法、骨盤牽引、

ブロック注射、鍼灸治療、慢性期には腹筋強化、体重管理。

上記の治療法を3ヶ月ほど行ない、日常生活に支障をきたす様な

症状が残る場合や、初めに述べた急速な麻痺や膀胱直腸障害を伴う場合は

手術となる。



経過は保存療法も手術も、80%は良好とされているが、実際は慢性腰痛に

移行したり坐骨神経痛なども残る方が多いというのが、私の感想です^ ^

なぜなら私自身が腰椎椎間板ヘルニアだから。

たまに痛くなりますし、坐骨神経痛もたまに出ます。


鍼灸治療ですが、とても有効です。出来れば定期的に鍼を刺し

患部の血行を良好に保ち、足腰周りの筋肉をゆるめておくと、

調子が良いと思います。

最も大切なのは普段の腹筋と、体重の維持、体重の多い方は減量です。

背骨の負担を減らさないと、さらに椎間板が潰れて悪化したり、

その他の椎間板も潰れる可能性があるからです。


変形した骨は二度と元には戻りませんので、病気とうまく付き合って行く事が

大事だと思います。


椎間板ヘルニアでお悩みの方は是非一度ご相談ください。



入間市、仏子駅前、北斗鍼灸治療院

posted by 院長 at 19:43| Comment(0) | 椎間板ヘルニア